- 『信じる劇場』 相梨奈
- 人を信じられない男子高校生の歩は、幼なじみの志唯によって「天使同好会」に所属させられている。ある日、彼は天使を自称する謎の少女に出会う。少女は「天使同好会」に居着くのだが、歩は彼女の正体を疑い続ける。
- 評価コメント
- 「人を信じることは可能か」というテーマと設定が興味深い。主人公は人を信じられない自分に欠点があるのではないかと思ってしまう。そうした語り手の心の揺れを伴いながら、どんどんサスペンス性を増していく後半の展開から目が離せなくなりました。その後味の悪さを含め極めて衝撃的なラストシーンが作品全体の魅力を高めています。