• 『ザ・主人公 ~注文のうるさい筆者~』 牡丹原放埓
  • ある日、「あなた」の携帯電話に見知らぬ番号から、電話がかかってくる。電話の向こうの人物は、自分は「作者」であり、「あなた」はその小説の「主人公」なのだと言うが――。
  • 評価コメント
  • 二人称独特の距離感が、メタフィクショナルな仕掛けとよくマッチしています。「作者」のうざったさ、「ヒロイン」の存在そのものの悲惨さ、それを押しつけず、なおざりにしない描写の距離感。二人称のメタフィクションという発想のポテンシャルをよく引き出しています。
 
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