第1回『このラノ』大賞 1次選考通過作品詳細

『銀のくじら』 波多野葉子

 古代に記された「天書」によって多くの掟が決められ、人々を癒やす幻覚術「召踏」を行う「醒者」が尊ばれる世界を舞台に、マオ、エイミ、クリスの3人の義理の姉弟がそれぞれの道を歩み出すまでの物語。


評価コメント

 キャラクターが良く描かれている作品です。主役の3人がそれぞれ悩みながら、状況を打開していこうとする姿は読んでいて好感が持てます。また脇を固めるキャラの性格付けも丁寧で、どの人物も魅力的に描かれています。

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