第1回『このラノ』大賞 1次選考通過作品詳細

『ラスト・フリントロッカー』　佐藤晃

　荒廃した世界。瓦礫の下から発掘される銃を携える賞金稼ぎ、フリントロッカー。女フリントロッカーのクレイスは行方不明の弟エスタロスを探して旅を続けていた。とある街で仕入れたのは弟の情報と新しい武器――。

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評価コメント

　主人公の女フリントロッカーが、賞金首をけちょんと倒し欲望を満たすという導入がキャッチーで抜群。銃の知識やギミックなどにも圧倒されました。荒廃した世界という設定も物語にマッチして素晴らしい。キャラクターの行動が明確で飽きさせず、映画のような楽しみがあります。やはり、「戦闘で純粋に敵を倒す」という痛快さはいいなぁと実感。

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