大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第1回『このラノ』大賞 1次選考通過作品詳細
『ファンダ・メンダ・マウス』 大間九郎
マウスは大桟橋にある倉庫で、倉庫を管理している最新鋭AIシステム「ヴォルグ2000」の誤作動時に停止ボタンを押す仕事をしている。ある日マウスの携帯に、恩人の娘・まことから助けを求める電話が入る。理由を告げずに結婚を迫ってくるまことだったが、彼女の行動には横浜港を無人管理にする計画「ブレイン・プロジェクト」が関わっていた。評価コメント
独特の語り口が作り出す世界観に参りました。畳み掛けるような文体に引っ張られるように、最後まで一気に読みました。キャラクターも独創的で魅力的。どのキャラクターも人間くさく、お綺麗なだけではなく一癖も二癖もありますが、そこがいい。人の痛みに敏感なマウスは、キラキラした爽やかなイケメンでも清らかな聖人君子でもないけど、カッコいいヒーローです。→ 一覧に戻る