第1回『このラノ』大賞 2次選考通過作品詳細

『ファンダ・メンダ・マウス』 大間九郎


評価コメント(1)

 饒舌な主人公・マウスの語りでグイグイと進められるストーリーに加え、脇を固めるキャラクターが皆強烈。一度読み始めると止められなくなってしまう勢いを持った作品です。例えば、頭ゆるゆるで偏執狂的な愛で弟に迫るネーネ、一見オカマだが実はすごい人のミチルちゃん、人間以上に人間くさいAI「ブレイン」。そのパワーと面白さ、オリジナリティは、他の作品には見られない魅力で溢れています。

評価コメント(2)

 独特の雰囲気を持つ語り口と物語の展開で、他に類の無い雰囲気を作り出しています。登場する人物の風変わりな容姿や性格も非常に印象的でした。
 先が予想できない話の展開により、最後までグイグイ読ませる力がある作品です。。


一覧に戻る