大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第4回『このラノ』大賞 受賞作品詳細
第4回『このラノ』大賞/大賞
『セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常』 長谷川 也
(応募時タイトル:『セクステット ~ぼくと五つの女優の卵~』)作者プロフィール
新潟出身の三十才。男。基本的に臆病で優柔不断で女々しい性格をしていますが、だからこそ、せめて自分の得意分野では、それっぽくありたいと思っています。好きなものは大抵の動物。嫌いなものは大抵の病気。趣味は虚構に触れること。あらすじ
地味で弱そうで友達の少ない少年・柿谷浬(かきたに・かいり)は、そんな自分を変えるべく、進学をきっかけに演劇部に入部する。だが、彼が入部した演劇部は、普通の演劇部ではなかった。そこは、人間関係を有利に支配し、世の中をうまく渡っていくために『演技』を活用しようとする女生徒たちの集まりだったのだ――。第4回『このライトノベルがすごい!』大賞の大賞受賞作は、演劇部の部室で日々展開される無軌道かつハイテンションな青春模様を描いたハイパー日常コメディ。5人の変わった先輩たちと一緒に、人生の勝ち組を目指せ!受賞コメント
このたび、こうして名誉ある素晴らしい賞を頂くことになり、とても光栄です。人生で一番の幸せです。関係者各位には、とにかく感謝をしています。心からありがとうございました。あと、受賞の知らせを聞いたときは本当に驚きました。信じられませんでした。 さて、せっかくの機会ですので、こんな無意味な挨拶ではなく、みなさんの記憶に残るような、もっと気の利いたスピーチをしたいのですが、なかなかそれも難しいので、愚直にお願いをします。この作品を、ぜひ読んでください。読んでいただければ、驚かせる自信があります。残念ながら、私の力不足で、読んでいただかなければ驚かせることができないのですが、読んでさえいただければ驚かせることができると思うので、ぜひ読んでください。がんばって面白い小説を書いて、それがたくさん売れて、いつか自分の書きたいことを、いくらでも自由に書けるようになること。そして、何事もやり過ぎること無く、ほどほどの限度というものを知ること。以上二点を目標に、できるかぎり精進してまいります。よろしくお願いします。
最終選考委員選評
→ 勝木弘喜(ライトノベル・フェスティバル初代実行委員長)→ 極楽トンボ(評論家、HP「まいじゃー推進委員会!」管理人)
→ タニグチリウイチ(書評家)
→ 工藤淳(「まんが王八王子店」小説担当)
→ 吉原圭司(「コミックとらのあな」)
→ 特別選考委員栗山千明さん選評はこちら