大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第2回『このラノ』大賞 1次選考通過作品詳細
『戦闘式神アラシ』 一口一人
葛城一族は古の時代から霊的に関東の平和を維持してきた巫覡(ふげき)の一族である。ところが、一族の導士が次々と襲われる事件が起こり、その隙を突いた安達との間に抗争が勃発した。やがて、ある事件をきっかけに一族を離れていた導士の娘・嵐子も、この争いに巻き込まれることになる。評価コメント
設定がよく練り込まれた現代に生きる陰陽師たちの群像劇です。なかでも、各キャラクターの設定と書き分けが突き抜けて巧み。キャラクター数が多いにも関わらず、登場人物表がなくても混乱することはありませんでした。とりわけ、主役の葛城嵐子の破天荒っぷりと、葛城日蔵のクズっぷりが大変よい味を出しています。→ 一覧に戻る