第2回『このラノ』大賞 1次選考通過作品詳細

『神権会社ステンノー企画』 ふゆせ暁

 神と契約し、その力を行使する“神子”。蛇神ステンノーと契約した神子・ユーノは、自分を守る騎士として契約した(契約により、騎士は間接的に神の加護を得る)幼なじみのアレクとともに、大量の借金を返すため奔走している。さまざまな方法で儲けを狙うが、なかなかうまくいかないふたり。そこで彼らはついに、神との契約権を株式で分割した「神権」の仕手戦をしかけるが……。

評価コメント

 まずは、「株式」と「ファンタジー」という真逆のものを無理なく融合させた物語に、思い切り感心させられました! とくに、物語を支えるシステムとして神との契約権を株式にする――という発想がすばらしい。加えて、わかりやすい用語解説により読者を置いて行かない気配りがされていて、読みやすかったことも好印象となりました。

一覧に戻る