大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第3回『このラノ』大賞 受賞作品詳細
第3回『このラノ』大賞 / 大賞
『ロゥド・オブ・デュラハン』 紫藤ケイ(しどう・けい)
(応募時筆名:松崎)作者プロフィール
1986年、東京都出身。2008年に早稲田大学文学部を卒業。主な趣味はTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のプレイ・GM(マスタリング)・システム制作・リプレイ執筆。猫好き。あらすじ
領姫の不可解な死の真相を追う傭兵アルフォンスは、死体を操る死術師と対峙し窮地に陥ったところを、白銀の髪を持つ女に救われる。彼の者の名はリィゼロット。永き時を生き、死の運命を弄ぶ者たちを狩る、精霊デュラハンの一人。漆黒の鎧を身に纏い、純白の大剣を振るいながら、彼女は不自然に歪められた命を狩りつづける。茫洋としたまなざしに、深い悲しみをたたえながら――。第3回「このライトノベルがすごい!」大賞受賞、哀切と慟哭のダーク・ファンタジー。受賞コメント
このたびは、大賞にご選考いただき、ありがとうございます。幼い頃より、自分だけの物語を空想し、何かに書き留めたいという衝動に駆られ続け、それが、趣味としての小説の執筆や、テーブルトークRPGを遊ぶことへの欲求につながっておりました。
今回の受賞を踏まえて、拙著を出版させていただくにあたり、多くの方々の目に留まるようになることに、恐々としつつも覚悟を決めております。
今後も、この胸に宿りたる衝動を確かな物語へと変え、紡いでいけるよう、全力を尽くす所存です。
最後になりましたが、今回の選考に携わっていただいたすべての方々に、感謝の辞を述べさせていただきます。まことに、ありがとうございました。
最終選考委員選評
→ 勝木弘喜(ライトノベル・フェスティバル初代実行委員長)→ 極楽トンボ(評論家、HP「まいじゃー推進委員会!」管理人)
→ タニグチリウイチ(書評家)
→ 工藤淳(「まんが王八王子店」小説担当)
→ 川崎拓己(「コミックとらのあな千葉店」店長)
→ 特別選考委員栗山千明さん選評はこちら