大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第3回『このラノ』大賞 受賞作品詳細
第3回『このラノ』大賞 / 栗山千明賞
『擬態少女は夢を見る』 島津緒繰
作者プロフィール
昭和五十九年生まれ。双子座。血液型はO型。東京都在住。自己紹介とか自己アピールをしなさいと要求されたとき、何も言うことが見つからなくて一生懸命人生を振り返るけどやっぱり何もなくて、無限の涙が溢れてきます。あらすじ
高校新一年生の火狩隆史(ひかり・たかし)は人付き合いが苦手だが、絵は上手い。将来はマンガ家になりたいと思っていて時々イラストなどを描いている。ある日、ノートにエッチなイラストを描いているところを地味な見た目のクラスメイトの薄氷霰(うすらい・あられ)に目撃され、隆史の日常に変化が訪れる。「いいおしりだね」隆史の描いていた裸の女の子についてそう評した霰は「その趣味を人にバラされたくなければ」と脅迫し、隆史はアラレと一緒にアニメ研を作る事になってしまったのだった。受賞コメント
この度は、第3回『このライトノベルがすごい!』大賞(栗山千明賞)に選んでいただき、本当にありがとうございました。下読みの皆様、編集部の皆様、審査員の皆様、そして拙作を評価していただいたすべての皆様に厚くお礼を申し上げたいと思います。未熟な身ではありますが、賞の名前に恥じないように何事も慢心することなく向上心を持って作品制作に臨んでいきたいです。プロとしての挑戦権を与えられて嬉しい反面、これからのことを考えると不安や重圧で押し潰されそうになってしまいます。それでも「読者様の喜びは作者の喜びである」という言葉を胸に、常に目標に向かって邁進することを忘れないようにしたいです。厳しい世界ではあると思いますが、きっと楽しみにしてくださる読者様がいることを信じて、前向きに励んでいこうと思います。選挙演説みたいになってしまい恐縮です。どうもありがとうございました。
最終選考委員選評
→ 勝木弘喜(ライトノベル・フェスティバル初代実行委員長)→ 極楽トンボ(評論家、HP「まいじゃー推進委員会!」管理人)
→ タニグチリウイチ(書評家)
→ 工藤淳(「まんが王八王子店」小説担当)
→ 川崎拓己(「コミックとらのあな千葉店」店長)
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