大賞賞金500万円、金賞200万円、優秀賞100万円! 第5回『このライトノベルがすごい!』大賞選考結果発表!
第3回『このラノ』大賞 受賞作品詳細
第3回『このラノ』大賞 / 優秀賞
『はんぶんのイチ』 飛山裕一
作者プロフィール
本名。福島県出身。一年間の浪人が、生来の浪人生気質を目覚めさせるきっかけとなる。大学は中退。小劇場では売れず。いつまでたっても道の開けない人生に、「この現実は、浪人しながら見ている夢なのだろうか」と思う。いまも思う。日々是浪人。あらすじ
――これは、デブが金網に挟まる物語だ。高校入学以来、すっかり無気力になった平原不破人の前に現れた美少女・かがり。自らを悪魔と称する彼女は、人生に満足してもらうため、不破人の望みを叶えようという。焚き火、力士、悪魔の革新、合コン、女体化、そして友人の命の危機。人と悪魔が化かし合う、そう、これは、デブが金網に挟まる物語――。あの歴史的名作を下敷きに贈る、第3回『このライトノベルがすごい!』大賞優秀賞受賞作。受賞コメント
ようやく、末席だったら結婚式にも出席していいくらいになったのかもしれない……いやいやまだまだこれから、胸を張って出席出来るようにならなくては。と、思っているところでございます。ありがとうございます。これまで関わって頂いた全ての方々に、厚く御礼を申し上げます。まだ関わっていない皆様にも、前もって御礼を述べさせて頂きたいと思います。重ねまして、本当にありがとうございます。
初めての経験で、初めての感慨に包まれております。初打席で初ヒットを打った。そんな気持ちに近い気がします。一塁を踏みながらも足が震えております。牽制で殺されてしまいそうです。
出塁して思い知る、二塁の遠さ。ホームまでの長い道のり。運良く帰れたとしても、次の打席もあればペナントレースは始まったばかり。
先は長いですねぇ。
短めに持ったバットでコツコツ当てていきたいと思っております。初小説、ぜひともご覧くださいませ。
最終選考委員選評
→ 勝木弘喜(ライトノベル・フェスティバル初代実行委員長)→ 極楽トンボ(評論家、HP「まいじゃー推進委員会!」管理人)
→ タニグチリウイチ(書評家)
→ 工藤淳(「まんが王八王子店」小説担当)
→ 川崎拓己(「コミックとらのあな千葉店」店長)
→ 特別選考委員栗山千明さん選評はこちら